零細企業の社長は辛い

いろいろあって起業したので、その経験や経緯等を記載したいと思います。

備忘録 保証協会経由の融資

ってことで、保証協会経由の融資についての備忘録として記載。今回体験したのは、直接面談したり、会話したりを保証協会とはしてないので、次回は部分的に変わると思うが、大まかな所は変わらないとのことなので、保証協会経由での融資の流れについて簡単に纏めておく。
その前に、保証協会とはなんぞやつてのはこちらを参照下さいから↓
https://www.zenshinhoren.or.jp/guarantee-system/

以下、簡単な流れ等

1.金融機関への融資の申入れと金融機関での審査                 
 金融機関で、まず簡単な審査が行われる。聞かれる内容としては、資金の使い道、現在の売上や仕入、利益、今後の展望...等々。提出する書類は試算表、決算書、後は事業計画などと言ったモノ。それを元に金融機関で審査があり、行けそうならば金融機関より申込書の記入依頼が来る。その際に、履歴事項全部証明書や印鑑証明等の書類も別途必要になる。
 利益額、直近の売上推移、見通しは間違いなく訊くとのこと。波動が激しくあっても、理由の説明と裏付けがあれば、単月で赤字が多くても考慮するとのこと。

2.申込した金融機関より、保証協会へ保証の依頼と保証協会による審査
 申込書、提出した各種書類を元に、保証協会で審査を実施する。この際に、事業として免許が必要なものがあるのに無免許で行っていないか(定款に載せているだけのモノは、その旨をきちんと説明する必要有)はやはり確認されるので、留意が必要。元々無免許で行っており、有事の際のリスクを考えたら、無免許で申込はしないと思うが。
 その他、不明点があれば適宜確認(弊社の場合、取引先との経緯について、SEとは違うのか等を確認された)される。
※現在はコロナ禍のため、金融機関より保証協会からの質問がメールにて送られてきたが、通常は面談で、その場で諸々確認されるとのこと。

3.保証協会より申し込みした金融機関へ保証可否の連絡がいく

4.金融機関より融資可否の連絡が来る
 申入れした金融機関より融資審査の連絡が来る。満額、減額問わず融資OKならば書類の記入日、融資実行日、返済希望日の調整を行う。
 今回は初回と言うこともあり、納税証明書の提出を保証協会より先に依頼された。納税証明書は種類があるので、間違えないこと。

5.金融機関で書類の記入
 金融機関より、今回の融資の保証料率、返済の利率や返済日、保証人について、遅延の損害…等々の説明をされつつ書類の記入と押印。
 今回、初めてと言うことでオイラは金融機関さんから、書面の内容について詳しく説明してもらいました。

6.金融機関より融資実行

7.金融機関への返済を行う
 
ザックリと流れを書くとこんな感じ。着金までは、今回提出から着金まで3ヶ月といったスケジュール感。
公庫の時もそうだが、質問の意図、落とし所と事業計画等々、ちゃんと裏付けを作り上げて、説明出来るような準備をしておけば、何とかなるかと思う。

以上。備忘録としての記載でした。