零細企業だからこそ、選択と集中
良く言われることだが、うちのような零細企業では特に大事になってきます。「案件有りまーす!場所は福岡です。規模として決まれば、月に20万くらいの粗利になります。」って感じの物だと、申し訳ないけど却下です。そこに頻繁に通いフォローすること、他の仕事との兼ね合い、これらを考えたら今は無理ですね。関東と九州で往復するコストもバカにならないし、何より抱えている案件をフォローできる人員が減るってのが一番困る。現状、全員で受注した案件、仕掛けている案件を回しているので、二日とかでも欠けるのは痛いです。
また、案件が大きすぎてもお断りしております。何かあったときのフォローがそれほど大変になるので、身の丈に合わないと言うか合わなすぎるものは、リスクでしかありませんので。賠償だーって言われて、億単位の請求でも来たら、お手上げ\(^-^)/ですからね。
ってことで、手をどこにでも拡げるのではなく関東圏の一定基準の売上高の中小企業に絞って、事業領域と被る展開しております。
本当は、もっともっと細分化した上でやらなきゃとも思いますが、細かくし過ぎると、今度は被る部分がなくなる事態になりますので。うーん、難しいですorz 零細企業だからこそ、しっかり選択と集中しなきゃダメですね。決算に備えて
さて、絶賛決算準備中なので決算書の作成の流れを備忘録として記載しておこうと思う。つぶさない限り、来年以降もあるから、忘れないようにというのがメインです。なお、弊社は弥生会計を使用してます。
①会計ソフトに売り上げ、仕入、人件費、交通費などの経費を仕分けして入力する。
*勘定科目ごとにきちんと貸方、借方に振り分ける
②入力が終わったら、ひとまず試算表を確認する
*試算表で貸方、借方が一致しているかがポイント
*一致してなきゃ入力が間違っていることになるので、合うまでひたすら確認する。
③商品などあれば棚卸資産や資産の減価償却、取引先の倒産に備えた貸倒引当金を計上する。
④消費税の計算などをする
*支払う消費税=仮払消費税−仮受消費税
*ただし初年度は支払い無し。また、課税対象売上金額1,000万円未満は納税しないでも良い。
④決算書を出力する。
*必ず、当期に使ったお金は当期で処理すること。修正申告などで面倒になる可能性有。
以上。正直これが正しい流れ化は分からん(笑)税理士さんからアドバイスされたやり方だし。過不足などあれば追記していきたい。
システム屋なのか?
一応弊社はシステム屋ってことではあるが、正直あまり自覚はない。と言うのも、基本的にお付き合いしている現場に合わせて、VBAを用いたExcelベースでのシステムがメインのため大掛かりなものは基本的にない。いいとこ、マクロ使ってボタンをポチポチすれば出来る程度の代物がほとんどですから。
と思っていたら、うちのシステムを入れている先には意外と好評だったりする。その理由を聞いたところ、「安価で、誰でも、何処でも、どんな環境でも使える」からとのこと。うーむ、こんなんで良いのかと思う場面がしばしば出ているが、まー評価されてるならば良しとしよう。
こう思うと、中小零細企業相手には、やはり大掛かりなシステムよりも、身近でお金を掛けないものが良いんだなーと改めて思うし、ここに合わせたUIの設計をしないと宝の持ち腐れになるんだろうなー。
守るのも大事
そろそろ一期が終わるわけですが、結構無理やりでも数字作ってきたなーと思うことがしばしば。粗利率2%くらいとかの案件も有ったりしますので。売り上げを作ることを優先してきましたが、決算準備で経費や売り買いのバランスを見ると、まーなかなかに悲惨な所も見えてきました。部分的に見たら真っ赤だったりしてますし。
来期からは、最低の粗利率を決めてそこを意識した動きをしないとと反省してます。ふたを開けてみたら「ボランティアじゃん!」ってレベルのお金しか残ってないのとかも嫌ですしね。粗利額12,000円とか、応援に行って作業したら直ぐに飛んじゃうレベルなのに、2カ月掛けたとか、今思うとあり得ないな(笑)
こう思うと、知ってはいたけどもいろいろとやるべきことがあるなー。社長業って。
年明けから飛ばす
結構間が空いてしまっていた。月内に新規の引き合いを頂く。月間で億単位の売上見込み。ありがてー、ありがてー。が、うちが手を出すにはまだ大きすぎる規模の案件。うちが組み立てて受けてくれる先がどっかにあるのか?つーか、対応できんのか?ってレベルです。まーそこを、除いてもハードル高いんですが💦と言うことで、弊社からは規模を落としてのご提案とさせて頂きます。背伸びしても、トラブルで出費増える、迷惑かけるんじゃ意味ないし
単月で一社で軽く億単位の請求が立つとか、怖すぎますね。まだ出来て一年経ってない会社なので、不測の事態には対応出きることも限られます。残念ながらこれが今の弊社の実力ですね。
と言うことで、引き続き少しずつ基盤を建てることが最優先事項。そのためにも、今年は人を採用するってことで動いてみようかなー。一人の負担が減る、仕事を取りに行く数を増やす、フォローする体制を強固にする、この意味でも、新たに人を入れないとと思っております。さて、提案の方法と受けてくれる先を探すか!