融資を受ける その3
さて、前回
haijinmadika.hatenablog.jp
の続きを。面談日が無事に決まったら、後は当日プレゼンするのみ。最寄りの政策公庫に行き、緊張しながら待つ。ちなみに、この際に司業の先生や専門の業者様も同伴出来るのですよ。まーオイラはそんなん知らんかったから、1人でしたが。
で、実際に何を訊かれるかというと、事前に記入した計画書や収支見込み(資金繰り)、3ヶ年の計画についてを今までの経験からどうしたいのかを訊かれる。一番肝心なのは返せるかどうか。
担当者:うーん、利益率低いですねー。これだと厳しいですよね。返済大丈夫ですか?
オイラ:そこのみだと厳しいですが、トータルで見ると15%越える利益率なので、家賃🌑万、社保何🌑万、給与🌑万、通信光熱費🌑万、交通費🌑万、なので返済に🌑万回して🌑万残るので大丈夫です。
担当者:と言うけど、進捗としてどうなんですか?
オイラ:契約書を交わしたのがここで、年間これだけの売上と利益見込みです。後は今商談してる所がここで、三ヶ月後にスタート予定です。
と、当たり前ですが、お金を借りた後のシミュレーションや何故そうなるかと言う計画なんかも裏付けと共に話す。勿論、返済してカツカツならば、担当者様からお叱りがあると思います。実際に、カツカツの状況だと怖くて減額等の可能性から考えるそうです。
後、オイラは商談日報と担当者の名刺をファイリングした物を持参したら、褒められたので、こういう細かな所も大切かもしれません。細かな点は、零細企業はやらないところが多いとのことなので。
一通り、会社や事業、自身の経歴、収支見込みをプレゼンした後は、多分燃え尽きていると思います。
が、この辺のプレゼンしたら後は社長自身の通帳と契約書のコピーを取られて終了。
で、その後1~2週間くらいして融資オッケーの連絡と共に書類が届くので、それに必要事項記載をして、郵送すれば無事に融資が実行されます。
オイラは先払いしなきゃならない金額もあったので、不備を出したくなかったので、公庫の窓口で担当者さんと共に記載しました。が、窓口では受け取って貰えませんでした(笑)
新規案件が決まる
やっと決まりました。長かったなーと思うも、これからが大変&正念場ですね。この案件で年間8千万円の売上、一期終えて年間1億ちょいの定期売上で粗利率約8%。スポットの案件で約3千万円の売上、粗利率12%ちょい。
信用金庫などの金融機関様に保証協会付けの融資申し込みをするのに何とかなるかなーって感じです。後は粗利率を上げるか件数増やさないと、お金が手元に残らないので更に頑張らないとなー(  ̄- ̄)
ざっくりオイラの報酬抜きで毎月最低55万円は給与や家賃、社保で必要だし。この他に交通費、備品購入等したら、もうカツカツですね(´∀`;)
ってことで、気を少し緩ーくしつつも、直ぐに気を張って活動していかないとなー。後は無事に入金されるように、トラブルないよう仕事を回す仕掛けも作らないととやること満載です。
11月前半が終わり
逆鞘の仕事取って来たらしく、収支が悪化している今日この頃。まー逆鞘の理由は、お客様から嘘をつかれて試算したのがおかしくなってしまったからなんですが。ってことで、早期に解決させないとなー。つーか、嘘をつくにしても「黒本」レベルは勘弁してくれです。
さて、年間一億ちょいの仕事が決まりそうです。と言うか、後は時期の折り合いだけなので、もう決まってますが(笑)とは言いつつも、まだ契約書を交わしてないので、最後まで油断出来ないですね。
が、現在オイラは逆鞘解消に向けたり、新規の応援でそちらは対応出来てない状況です。社員に甘えてるようだけど、分業ってことで割り切ってやらなきゃ回らないし。
少ないながらも利益出てるならば、それは確保しなきゃならないし、増やしても行かなきゃならない。と言うことで、今月は現場に行きっぱなしだろうなー。
相手に合わせる
弊社はIT会社ですが、お客様は中小零細物流関連の会社様です。ってことで、この物流って括りは結構統計が使えると思う。例えば、配車組するのに標準偏差を元にしてルートを作ったり、人員を割り当てるのにも標準偏差を元にして考えることが出来る。
が悲しいけど、この辺の話を中小零細物流会社の方にしても全く相手にされないし、理解されない(´;ω;`)ウゥゥ
例えば、下の図のような場合で説明するならば、
・季節の波動がある
・最大は4650、最小は1299
・今年も前年と同じような数量の推移をしている
ということが見てとれると思う。ってことで、この辺りをグラフにして見せるのが一番有効であると思う。その際に、期間の平均と比較して、多い少ないということを元にして話せば感覚で彼らは把握しているので、実感が沸く。
当たり前だけど、簡単でも良いから図にしたりしてどこがポイントかを意識する、明示してあげることが大切ですね。
と、自分への戒めも込めて綴ってみた。
そりゃ、2人で済むものを5人でやり、5人でやらなきゃ回らんものを2人でやれば回らんよ。融資を受ける その2
前回の続きの内容。一応前回の記事へのリンクも貼っておきます。
さて、いざ政策公庫に融資を挑もうとしても何をどうすればよいか、良くわからないと思う。調べるといろいろ情報は出てくるけどね。そこで、実際に最寄りの公庫に行ってみた。で、窓口で相談したらいろいろと教えてくれた。
担当の方:今日はどんな御用ですか?
オイラ:創業融資のご相談で来ました。
担当の方:初めてですね、どうぞ。
オイラ:お願いします。
って感じで案内され、椅子に座り
担当の方から、「何時頃に何故起業したのですか?何を行う会社ですか?どんな風に会社をしたいですか?融資したお金で何をするのですか?収支はどんな感じで見てますか?」ということを中心に聞かれた。正直、この辺は一度整理する上でも確認の質問をしてくれたのは助かった。後で考えると、この後どうせ書類を作るのでこの辺はポイントになると思う、うん。
その後、30分ぐらいやり取りをしてヒアリングを終えると、今話した内容を書類に書いて下さいと言われ、「操業計画書」と「収支計画書」、「申込書類」などをもらった。ちなみに、この後はほとんどが書類を郵送でやり取りをすることになる。このほかに、金融機関経由でも申請できるので、口座を作った窓口で相談するのもありかと思う。が、親身になってくれるかは他の人の話を聞いたりしてても微妙な所(´∀`;)
で、ここで申請書類に必要になるのは他に履歴事項全部証明書(登記簿)を求められる。ちなみにその後、面談に向けて、社長の住宅の契約状況や6か月分くらいの水光費の払込済書、源泉証明書、直前の金融機関の残高が分かるもの(通帳やWEBバンクなら、紙で総額が分かるものを持っていき、現地で証明することになる)が必要になるので、合わせて準備しておきたい所。この辺が実は結構時間掛ったりするんです。
書類を郵送し、二週間後くらいしたら最寄りの政策公庫から電話が掛かってきて、面談の日程を決めることになる。これに関しては、予定が合わないと減点とかNGというのはないので、希望の日程と時間を言っておけば調整してくれる。
面談日が決まれば、後は当日説明することのイメージ固めと、補足資料があればその作成を行うのをお忘れなく。ちなみに、私はこんなパッケージソフト作りたいというのも有ったので、チラシと簡単な説明書を作ったりした。これが、効果があったかは分からないけど、まー担当の人も「こんなモデルで考えてるのか、中小企業には必要そうだな」とイメージしやすくはなったと思う。と言うか、当日喰いついてきたので多分そうなんだろう!
今回は以上です。
次回は面談の流れについてをご紹介していきます。
月末は辛い
毎月月末になると、ひやひやする。買掛への支払い、売掛からの入金、他の支払い、うちのような弱者企業では、これらは売掛からの入金がなきゃ何にもならんので、入金されるタイミングが非常に重要です。15時までには終わらせないと反映されないからね、振込の処理。
かといって、「早くー早くー早く入金してーくれ」ってのもあんまり言えないので、余計に難しい。だいたいが13時くらいに全ての売掛入金確認終えて、処理するからまー午後はドタバタです。
場合によっては、現金持参するしね。
これが以前にご紹介した資金繰りの実例。余裕があれば、こんなんスゲー気にする必要はないので、早く余裕が出るようにしたいなー。